鍛えれば脳は強くなる

 脳科学の研究によって、脳は年齢と共に老化するとは限らない、死ぬまで脳は鍛えられることが分かってきました。運動をして体を鍛えることと同じように、脳を鍛えることはいつでも今からでもできるということです。

 児童のみなさん、おじいちゃん、おばあちゃんと一緒に脳トレしてみませんか。
 シニアのみなさん、お孫さんと一緒に脳トレしてみませんか。

 難しいことをすると嫌になってしまいます。たくさんの機能を持ったソフトではなく、最小限の機能だけを持った簡単なアプリで脳トレをしてみませんか。このサイトは、算数脳を鍛えたいと思っている人のための応援サイトです。

 

計算力
(四則)
計算練習をしていても仕方がない、考える算数をしなければいけないという意見があります。しかし、考えることの準備もしないで考えよといっても算数・数学の上達は望めません。また、 計算力を司っているのは脳の「前頭葉」という部分で、使わないとその機能は低下していき、生きがいの喪失、意欲の低下、さらには認知症を招くとも言われています。このような観点からも計算問題の脳トレは意義のあるものと思います。
図形力
(感覚)
身の回りにある具体物の中から色や向きなどを捨象して、形・大きさ・位置に着目してものを見る感覚を養いましょう。位置に関係なく形・大きさが同じ2つの図形を合同な図形、大きさ・位置に関係なく形のみが同じ2つの図形を相似な図形と言います。そして、一方の図形を他方の図形に移す操作を移動と言います。この移動には、一定の方向に一定の長さだけ移す平行移動、ある一直線を軸として折り返して移す対称移動、ある点を中心にある角度だけ移す回転移動があります。このような図形の見方の感覚も鍛えていきましょう。
思考力
(数独)
「数独」は日本のパズル制作会社ニコリの発行するパズル雑誌で使用される名称です。商標登録がされているので、同社が制作に関与していないものについては「ナンプレ(ナンバープレース)」等の表記が使われています。数独の組み合わせパターン数は、回転や反射や順列を変更することなどの左右対称を考慮に入れると、54億7273万0538になるとエド・ラッセルとフレーザージャービスによって示されています。
思考力
(パズル)
算数パズルを「ああでもない、こうでもない」と一生懸命考えて解決の糸口が閃いたときはうれしいものです。未知の問題について試行錯誤しながら考えることの楽しさを知ることができ、「一生懸命考えれば解ける」という自信を持つことができます。算数が得意な人はみんなこのように考えることが好きです。
思考力
(算法)
戦前から戦中の小学校で使われた算術の教科書の和算が注目を集めています。日常生活や身近な出来事を通じて数学的な考え方を養うことを目指して作られ、思考力や応用力の育成に適しているという教育者もいます。算数文章題として学習した問題もあり、苦手としていたシニアも多いのではないでしょうか。再度挑戦してみませんか。